2015年10月17日土曜日
甦れ!可愛いアイツ
このBLOGにも何度が登場している
「VOX ACE 1965年製 UK MADE」
をリペアに出しました。
なんだかんだでこのVOX、いろんな場面で使っているんです。
最近では「garb」でのサポートで使用してます。
しかし、ネックの状態が余りにも良くない。
「フレット浮きまくり」
「音詰まりポジション多数個所あり」
「そもそも指板のRが異常にきつい」
と、三重苦。
いや言い出したらもっとある、、、。
故にこのVOX、バンドアンサンブルでの使用は無理だと思い、
(一人でBLUES、スライドギターとかなら、全然使えるのですが、、、)
で、何本か他のギターを試したのですが
このVOX以上に愛せるギターがないんです。
そう、このギター、可愛いんです。
弾いていてワクワクするんです。
「やっぱりこいつしかいない」
と思いリペアを決心。
まずは、その三重苦を解消すべく
いろいろとインターネットを駆使し調べたところ
ヤフオクでリフレットを中心とした格安工房を
発見しそこに依頼。
本当に格安!!破格!!
今回リペアをお願いした工房は
逐一、経過をBLOGにアップしてくれていて安心できます!
http://blogs.yahoo.co.jp/gibsong1964/folder/1644689.html
作業も非常に早い。
で、いながら丁寧な作業がBLOGからも感じ取れます。
せっかちな私は納期が遅い、遅れるって
すご~く嫌なんです!!!
このVOXはビザールで出来自体が雑なギターなので
こちらの考えでは現状より弾き易くなってくれるだけでもう十分。
でもですね、このギター、非常に弦高が高く弾き辛いわりには
私が使用している限りでは現状でもピッチの悪さを余り感じない。
超主観なのですが
ヴィンテージのギターって多少ピッチが悪くても
音が馴染んでいるというか、
6本の弦の音が溶けあう感じで気にならないものが多いんです。
しかし、新品、または作られて間もないギターは
どんなに精密にチューニングしても
ピッチが合わないというか気持ち悪いものが多い。
新品のギターは音が立ち過ぎているというか、
音がボディー(木)に馴染んでいないトーンだと
コードや復音を弾いた時に、微妙な音の揺れが気になる。
このVOXもなぜか、弾いていて出てくる音が気持ち良い。
弾き心地は最悪ですが、、、。
(しかしネック裏の感触、触り心地は最高)
それから指板のRのきつさ!
50年代のFENDERよりきつい。
というか、リペアのお店曰く
Rがちゃんとでていなくて
Rと言うより▲になっているらしい、、、。
Rがきついとチョーキングの音つまりもすぐに起こすし
何よりスライドギターが弾き辛い。
スライドは指板がフラットな方が私は弾き易い。
そんな訳で北海道は小樽に旅立った
愛器「VOX ACE」
どんな仕上がりになるのか?
ワクワクしてます。
最後までよろしくお願いいたします!!
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