2015年6月24日水曜日

賛否




先日、音楽仲間(20代ドラマー)と
レイトショーで上映された
映画「「セッション(原題:WHIPLASH)」を観てきました。







巷では賛否両論で評価が真っ二つに割れているこの作品。

以下、私の感想、ネタバレ注意です
(ほとんどストーリーには触れてませんが)



まず、観終わっての率直な感想は



「不愉快」



映画を観てこれほどまでに
不愉快になったのは初めて。

でもこの映画を評価している人は、
私が不愉快と思ってしまう部分にこそ
面白さを感じるのでしょう。

とにかく、暴力までふるう「スパルタ指導」ぶりに腹が立った。

ストーリー展開も退屈で疑問点が多い。

そもそも、あのような練習をいくらしても
ドラムは上手くならないでしょう?

あと、この映画を観ても
全くJAZZを感じられなかったんですよね。
(設定がBIG BANDってのもあるかとは思いますが)

邦題の「セッション」という言葉から
50年代のモダンジャズのような
緊張感のあるアドリブ合戦を期待していたのに
完全に肩透かし。



唯一楽しめたシーンは主人公と彼女の会話シーン。
この彼女が素朴で可愛いんだ。

いっそのこと、恋愛映画にして欲しかった(苦笑)。

それからCGが使用されていない(たぶん)ので
映像自体は見やすくて自然だった。

私も音楽を嗜むので、
音楽系映画を観ると毎回「なるほど」と思う言葉が
劇中で登場するのだが、この映画ではこれ。



「無能なヤツはロックを演れ」




爆笑!

じゃ、私、ロックでいいです。

人権問題にまで発展しそうな罵声や暴力を喰らうくらいなら
JAZZなんて糞くらえ。



因みに一緒に観たドラマーは「結構楽しめた」と言っていたので
私の感想を鵜呑みにしないでくださいね。



最後にこの映画のHPはこちら

http://session.gaga.ne.jp/

このBLOGを書き終わってから
このサイトを見たのだが
ミュージシャンの賛辞が多いのに驚き。

でもミュージシャンの皆さんの感想は
やや皮肉めいたものが多い気がします(苦笑)

特に綾戸智恵さんのコメントが最高です!

「吐きそう、、、」

そう!
まさに不愉快過ぎて
観ていて吐きそうでした、私。


僕もニコルとピザ食べたい!




メリッサ・ブノア、かわいい。

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