2015年2月23日月曜日

是正すべき




先日、ヒノデカニ商店にお邪魔した際に
澁さんとお互いが一番敬愛する
「NEIL YOUNG」
の話で大いに盛り上がりました。

その時に澁さんが
「俺、ZUMAが一番好きなんだよね」
とおっしゃって
私も
「いいですよね~!」
なんて言っていたのだが

実は「ZUMA」は22歳の頃、アナログで購入し
カセットテープにダビングしかなり聴き込んだのだが
その後、CDでは購入しておらず
今では収録曲も
「DON'T CRY NO TEARS」
「CORTEZ THE KILLER」
くらいしか記憶に残っておらず
澁さんが好きだと言う
「DRIVE BACK」は
「どんな曲だっけ?(汗、、、澁さんごめんなさい)」
という状態なので

AMAZONでCDを購入しようと
ネットで検索したところ

輸入盤が893円!
「安いなぁ」
と思ったのだが

私は数年前からCDを所有することを止めたので
(去年購入したCDはわずか5枚、すべて知り合いのアーティストの作品)
わざわざCDで購入する必要もなく
「じゃダウンロードでいいかな?」
と思い
(私は今まで一回も音楽のダウンロード経験なし。
動画は数えきれないほどあります)
値段を見たところ

1,500円!!??

何でダウンロードがCDより高額なのか??
もちろん新譜であればCDよりダウンロードの方が
安いのだろうが、それでもダウンロードって高過ぎやしないか?

CDが893円で販売されているのだから
その値段でもアーティスト側に利益はあるのであろう。
では、ダウンロードも最低その値段でできて当然ではないのか?
CDよりはるかにコストはかかっていないはずである。

私の感覚ではダウンロードの価値(値段)は
レンタルCD店でレンタルする価値(値段)と
同等である。

ならばレンタルCDでレンタルする程度の値段で
できないものだろうか?

以前、私の大好きな邦楽アーティストのS氏が
「CD買ってくれ。ダウンロードだと利益がでないから
質の良い音楽製作を維持できない」
というような内容の発言をして
かなりの批判を浴びたのだが

私などは、このCDとダウンロードの価格差を見ると
もう興醒めしてしまい
「もうどちらも買わない!」
という気持ちになってしまって、、、。

このような気持ちになるのは私だけでしょうか?

更に突き詰めると、このNEIL YOUNGのZUMA、
AMZONでもUSのAMAZONだと$9,49。
1$=120円だとしても約1138円。
この日本のAMZONとの格差も納得がいかない。
CDと違いダウンロードには日本語ライナー等は付属しない。
USのAMAZONと日本のAMAZONのダウンロード音源に
音質等の差はないはず。

であるとすれば、洋楽はすべて現地の通貨を販売価格とし
その時の円レートで換算し円で支払えば格差は生じないはず。



CDを基本所有しないと決めた者にとっては
ダウンロードは音楽を聴くための
有効な手段であると思います。

業界の様々な諸事情、ユーザーを蔑ろにした
自分たちの保身のためだけの都合(と思えてしまう)で
ユーザー側のことを第一に考えない意識、体制を
改善しない限り、音楽業界に未来はないと思います。



辛口な意見になりましたが
一人の音楽ファンの個人的な考えです。





しゃ~ない、AMAZONで新品輸入盤買うか、、、。